大林組歴史館

革新の時代

1964-2011

昭和40年代は、建設業にとって新しい展開のときであった。経済の高度成長が絶頂に達し、民間設備投資主導の建築と、社会資本の充実を優先する公共投資による土木が、それぞれ旺盛な建設需要を持続させていた。
その季節の中で、超高層ビル時代が到来し、住宅産業がおこり、都市開発も本格化する。さらに原子力関係や情報産業などのまったく新しい需要も動きはじめ、次いで海外工事の拡大と公害対策、環境改善などの分野での新規需要が生まれていた。
しかし、それも一巡すると二度の石油ショックと円高・ドル安というドル・ショックの荒波が襲い、わが国経済はインフレと不況が昂進する中で50年代に入る。
建設業全体が「冬の時代」に突入したが、とくに当社は、資材と人件費の高騰による工事採算の低下と受注減に加え、40年代に積極化させていた不動産投資の借入金利の負担に苦しみ、戦後最大の苦境にあった。
その中で、営業力の強化、技術開発の推進、財務体質の改善をながく追いつづけ、後にくる需要拡大にともなう好景気に一転する60年代を迎えた。


京都南インターチェンジ(1962)国立代々木競技場第2体育館(1964)ホテルエンパイア(1965)日本万国博覧会(1970)大阪大林ビル(1973)東京~博多間の営業開始(1975)関西国際空港(1994)東京湾アクアライン(1995~1997)大阪城天守閣(1997)ABCS(1998)


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